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    【ハネベン・300SEラング】中古リアキャリパーのピストン抜く。

    今日、少しだけガレージに入る時間が取れたので、
    アメリカから持ってきた中古の300SEL6.3初期型用リアベンチレーテッドディスク用キャリパーのO/Hをはじめることに。

    ピストンのオイルシールを交換するには、ピストンを外さないといけません。

    ブレーキオイルパイプの接続口にエアガンを当て、エアーを入れてピストンを中から押し出します。
    コンプレッサーから来るエアーの圧力は一番高くなるようにしておきます。

    ウチで使ったエアガンはコレ。ストレートさんのエアブローガン。
    先端にラバーチップが付いています。
    アマゾンでは1140円。先端のラバーチップも単品の供給があります。
    airblowgun2.jpg

    エアーはピストン2個に均等に作用しますが、左右一度に出てくることは稀で、
    どっちか噛み合わせが硬い片方が残ります。
    外れたほうはシリコングリースを塗って再度少しだけ押し込んで蓋にしてロックします。
    残った方は押し込んで少し動かし、またエアを入れて・・・とダマシダマシ抜いてゆきます。

    黄色い矢印の場所がブレーキパイプの接続穴。
    エアブローガンのラバーチップが密着するのでエア漏れなし。
    先に外れたピストンを蓋にして、飛び出してこないようにブレーキピストンセパレーターでロックしています。
    2つ目のピストンも外れて左に転がっていいますが、エアブローガンを当てている不自然な説明用画像。
    20141115_300selang5.jpg

    2個のキャリパー=4個のピストンが抜けてひと段落。
    ちょっと錆が出てますね。シール内にラバーグリスの塗りこみが足らなかったのかな。
    目の細かいサンドペーパーで落せば問題ないと思うのですが。

    ピストンとシリンダーは微妙な径の違いで相性がある場合がありますので、
    抜いた場所がわかるようにマーキングしておきましょう。
    20141115_300selang2.jpg

    ということで、今日は時間切れ。
    次回は外側とピストン・シリンダーの清掃をしてシールの入れ替えをしましょう。

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    テーマ : オールドメルセデス
    ジャンル : 車・バイク

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